八高の校章はどのような意味を持っているのでしょうか?
以下、創立百周年記念誌より。
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校章制定(昭和二十三年六月)
新制高校発足にともない、新しい本校を象徴する校章が制定された。製作者は本校美術教師嵯峨山先生であり、新発足した八幡高等学校の校章には非常に深いそして立派な意義がこめられている。中央の鏡は”心の鏡”とも云うべきもので、それは何をも隠さず堂々とする鏡の如く曇りのない公明正大な精神を表わし、Y字を形成しているペンは学生の最も尚ぶ勉強の精神を意味している。
しかもそのペンで八幡高校の頭文字たるY字を形成し、その三本のペンが、”三S精神”を表していることは誠に理想的な構造である。この校章をしてどっしりと安定感を保たしめている二本の白線は、宇宙のあらゆる法則が二対である事に習っている。そしてこの白線は八高学生が洋々たる心理の探求をめざして邁進する事を意味している。
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校章のことなど考えたこともありませんでしたが、この校章が生まれた背景をしると少し愛着が湧きますね。
ちなみに、”三S精神”の3つのSとは、Spirit、Study、Sportを意味しています。不撓不屈の精神のもとに文武両道の八高生たれ。
八高万歳!八高ファイト!
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